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実施報告:NPOマネジメント講座 市民活動団体のための会計入門

2014年9月11日(木)19:00~21:00、藤沢市市民活動推進センター会議室AにてNPOマネジメント講座「市民活動団体のための会計入門」を開催いたしました。
 本講座は、団体活動での会計事務の質を高めるために、帳簿の付け方やお金の管理の仕方などを学ぶものです。
 講師は、認定NPO法人藤沢市市民活動推進連絡会 理事・事務局長の手塚明美です。当日の内容は以下の通りです。

講座概要

講座名
市民活動団体のための会計入門
日時
2014年9月11日(木) 19:00~21:00
場所
藤沢市市民活動推進センター会議室A
講師
手塚明美氏
参加人数
17人(スタッフ含む)

 内容

講義要約


メンバーみんなが会計の当事者
 講座本編は市民活動団体の組織のあり方についての話から始まりました。
 役員がお金の使い方を決めて会計係が実務に携わるのだというような考えではなく、メンバーみんなが団体の方向性を決める当事者としての意識を持つことが大切。そのためにはまず、総会や委員会の議事録をしっかりと作ることが重要です。

お金の管理と記録
 団体の年間予算が100万円以内だと家計簿のようなイメージでよいが、100万円以上を超えると、帳簿をしっかり作ったほうがよい。また、通帳と印鑑の管理は一人に任せるのではなく、複数の人の目が届く仕組みにするといいそうです。

 NPO法人藤沢市市民活動推進連絡会では、領収書を束ねて管理しており、宅配便の領収書に送付先を記載した付箋をつけるなど、わかりやすくまとめています。レシート記載日と実際に清算した日が違う場合は、清算日で記載することも大事です。また、あまりに立て替え精算が多いと帳簿が分りづらくなるため、注意が必要です。

会計監査
 安全で正確なお金の管理を確認するのが、会計監査の役割です。
 「収入や支出が団体の目的に沿ったものか、計算があっているか」にとどまらず、「計画に基づき、目的に沿った活動が出来ているか、的確にお金が使われているか」を確認するのが監査の役割です。
 団体の役員や会員は、活動に日々一所懸命携わっていると、見えづらくなる部分が出てきますが、監事は一歩距離を置き、冷静に指摘することができます。監事から何か疑問や指摘があったときは、きちんと真摯に受け止め、是正することが大切です。

会計の位置付けと引継ぎ
 NPO法人は予算主義ではありません。本来の計画にはない内容も、報告をすることで変更するのは問題ありません。例えば執行部が会員と協議をし、10万の予算に35万の決算報告が出たときには、具体的理由で報告できればそれでいいとのことです。
 ただ、行政からの助成金・補助金を得たときは事情が異なり、1割以上差額があると指導が入るという例もあるので注意が必要です。

 また、担当者の変更など、引き継がなければならない状況がいつ来ても良いよう、必ず「引継ぎすること」を念頭において作業をするのも大切です。その際重要な点は以下の3つです。

課題点もあるとしたら引継ぎ、解決する方向に進めていく必要があります。

会計係の役割と管理のポイント
 会計係の日々の役割としては、以下があります。

また、「立替払いか、仮払い方式か」や「レシートでいいか、領収書が必要か」といったルール決めも大切です。

 最後に、会計に関するいくつかのポイントが指摘され、講座は終了となりました。

とっつきづらい部分がありながらも、活動の上で必要不可欠な会計事務。言葉での解説のみならず、実際の帳簿やメモなどを提示しながら進めることで受講者の理解も進み、会計の仕組みに親しめた講座でした。

当日の様子

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アンケート結果

 この講座を何で知りましたか(複数回答)

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  理由

 どの程度理解できましたか(平均4.2/5.0点)

 受講内容は、活動に役立ちますか(平均4.7/5.0点)

  理由

 今後、受講したい講座やご意見等ございましたら、ご記入ください。

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