NPO café - 藤沢市市民活動推進センター

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開催報告:協働と情報がつくるNPOの未来

10月27日(土)、武蔵大学社会学部准教授の粉川一郎氏による特別講座『協働と情報がつくるNPOの未来:完全版』を開催しました。当日は台風が近づき天候の悪い中でしたが、30名近くの方にご参加いただくことができました。

講演概要

今回の講演は、「日本のNPOは、お先まっくら」という話からスタートしました。NPOがコミュニティにおける課題を解決するにあたって、本来重視されるべき“ネットワーク”の部分が軽視されているという現状があり、そのことは日本における寄付総額などの実情からわかります。そういった状況を打破し、NPOを日本の社会に根付かせるためには、“情報”と“協働”という2つのキーワードが今後重要になってきます。

まず重要なのは、「NPOに関する情報を社会の中で循環させる」こと。そのためには、個々の団体の努力だけでなく、藤沢市市民活動推進センターのような地域のNPO支援センターが総合的な情報集積の場として機能すること、ブログやSNS、wikiといったウェブツールを活用することが必要です。

また、「戦略としての協働」という考え方が重要になってきます。社会的立場が低くあらゆるリソースが不足しているNPOにとって、協働というのは行政の持っているものをうまく利用できる絶好の機会であり、自分たちの活動を広げるために活用しない手はありません。また、そうしたエゴをNPO、行政の双方がぶつけ合うことで相互理解が生まれます。協働は、それ自体が目的なのではなく、まちづくりとNPOの生き残りのためにの手段であるということを認識し、互いが互いを利用するという気概で臨むこと肝要です。

日本のNPOが置かれている状況が、好ましくないものである、ということをまずは認めなくてはいけません。NPOを支える社会的システムが成長してこなかったことから、各NPOが自らをすり減らして活動を続けているというのが現状で、この状態を長く続けることは出来ません。

しかし、“情報”と“協働”という観点から戦略的に活動し、NPOを社会に根付かせる努力をすることで、“NPOの未来”が見えてくるかもしれません。

(スタッフまとめ)

当日の様子

アンケート(一部抜粋)

この講座を受けるきっかけは

本講座に関してのご意見・ご感想

これから期待する内容は

市民活動推進センターについて

開催概要

タイトル
特別講座『協働と情報がつくるNPOの未来:完全版』
日時
2007年10月27日(土) 13:00〜16:00
場所
藤沢市市民活動推進センター
参加費
500円
参加者
27名
講師
粉川 一郎氏武蔵大学社会学部准教授藤沢市市民電子会議室世話人
主催
藤沢市市民活動推進センター

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