コラム: NPO café – 藤沢市市民活動推進センター

NPO caféは、藤沢市市民活動推進センターに集まるNPOに関するあらゆる情報を提供しています。

監事のオシゴト勉強会

 10月23日、日本財団ビルの2階会議室で、第26回「NPOのための志的勉強会」が開催されました。主催は「NPOのための弁護士ネットワーク」で、代表の樽本哲弁護士より、「非営利組織の監事のしごとAtoZ」と題して発表があり、筆者より実践的な事例の紹介をしました。参加者は、タイトルに興味を持った、弁護士や司法書士など士業の先生方を中心にNPO関係者30名ほどです。台風の進路が気になる天候でしたので、最終的な広報が行き届かなかったと言っていましたが、それでも十分すぎるほどの参加メンバーでした。

樽本先生は、弁護士という職業柄、非営利組織の監事を仰せつかることが多いとのこと。監事の仕事というのは、実際に手を付けると、書籍に書いてある理念・理屈を超えることが多くあり、結局「よくわからない」となってしまっているようだとの問題が提議されました。

監事の役割や権能は、それぞれの団体の定款に記載されていて、特定非営利活動促進法第18条にも書かれています。監事が監査をするのは、法人の『業務』および『会計』であること。そして、監事は、NPO法人の監査をして、法令または定款に違反していることを発見したら、『総会を招集』したり、『所轄庁に報告する』という重大な役割があるということです。今回の研修では、法律や書籍を読んだだけではイメージしにくい監事のあれこれについて、実践的な話題が共有できたのではないかと思いました。

参加して一番の衝撃は、「NPOのための弁護士ネットワーク」という組織が存在していたことです。「法律とうまく付き合えるNPOを目指しませんか」というタイトルのホームページには、東京だけではなく、北海道や名古屋、岡山などのメンバー名簿がありました。相談会も開催とありましたので、悩みの解決が早まるかもしれませんよ。上記の勉強会の報告は、http://blog.canpan.info/npolawnet/ に掲載されています。興味のある方は覗いてみてください。今後とも「N弁」をよろしくお願いいたします。とのメッセージを頂きました。(て)