コラム: NPO café – 藤沢市市民活動推進センター

NPO caféは、藤沢市市民活動推進センターに集まるNPOに関するあらゆる情報を提供しています。

KYTって知ってますか

危険予知トレーニング(訓練)の略称です。キケンの「K」、ヨチの「Y」、トレーニング(訓練)の「T」をつなげています。中央労働災害防止協会によれば、危険予知訓練は、職場や作業の状況のなかにひそむ危険要因とそれが引き起こす現象を、職場や作業の状況を描いたイラストシートを使って、また、現場で実際に作業をさせたり、作業してみせたりしながら、小集団で話し合い、考え合い、分かり合って、危険のポイントや重点実施項目を指差唱和・指差呼称で確認して、行動する前に解決する訓練です。

市民活動においても、活動は常に安全に行うことが求められています。特に、子どもや高齢者、障がい者など社会的弱者を対象に実施される場合はリスクマネジメントが必須です。

今から30年ほど前、子ども会KYTのセミナーに参加しました。当時は子ども会の活動が盛んで、野外研修も宿泊を含め、年間3回は実施されていました。子どもの数も多かったため、育成指導者であった筆者は、各種のセミナーに参加していました。中でも大変有効だったセミナーでした。

ワークショップ形式で実施され、想定されるシチュエーションのイラストや写真を複数人で見ながら、危険個所を見つけるのです。そして事故を防ぐための作戦を皆で考えます。特に野外活動には必須の作業で、下見の際は現場を見ながら「KYT」をしたこともありました。

活動保険だけではリスクへの備えは万全ではありません。活動の前に「KYT」を一度試してみませんか。

公益社団法人 全国子ども会連合会では今でもシートを使ったトレーニング研修をしています。その一枚を紹介します。皆さんも一緒に考えましょう。(て)